ネクタイについて

ネクタイ取り扱い方法

hokan-noネクタイは、上着と違い一日中身につけており、しかも体の中心にあることから、汗や食事での汚れ、シワなどが想像以上にひどく、そのままにしていると大事なネクタイを痛めてしまいます。お気に入りのネクタイを長く使っていただくためには、日頃の手入れが 不可欠です。

織物のネクタイは、軽くスチームアイロンをかけ、ハンガーなどに吊るします。締めシワを取り除くには小剣のほうから巻いて保管するのも効果的です。汚れた場合は、直ぐに水に濡らしたハンカチなどで軽く叩いて汚れを取り除きます。表面を擦ることは生地を傷めます。絹織物の剣先が毛羽立ってきた場合は、ライターの火でかるくあぶると綺麗になります。その場合、強く当てすぎないように注意することが必要です。
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ネクタイの名称

1本のネクタイを構成している各部所にもいろいろな名称があります。
ここではネクタイ構造と名称についてご紹介します。
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ネクタイは図のように、生地をバイヤスに裁断して作られます。幅50cm×長さ90-100cmの生地から2本分のネクタイをとることができます。
ネクタイは「締めやすさ」のための伸縮が必要でバイヤスに裁断が必要です。

ネクタイを選ぶポイント

erabikata一般の方が売場でネクタイを買い求める場合、また、朝出勤時や贈り物する場合など、あれこれ迷うことが多いと思います。その場合に役立つ基本的なネクタイの選び方を紹介します。
あなたの気に入った一品を選ぶときの参考にしてください。

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    ねじれはないか?
  • erabi_2
    伸縮性はあるか?
  • erabi_3
    シワにならないか?
  • erabi_4
    生地のたるみはないか?
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    剣先は二等辺三角形か?
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    芯地は良いか?
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    カンヌキ止めはあるか?

日本におけるネクタイの変遷

rekisi明治17年帽子商の小山梅吉氏の手により生産された蝶ネクタイが国産第一号として世に出てから、たくさんのネクタイが日本の紳士のVゾーンを飾ってきました。ここでは日本のネクタイがどのような歴史を歩んできたかを簡単にご紹介します。 about-necktie-kawari